2013年12月16日月曜日

【図南の翼】(小野不由美)を読んで

昨日の日記で小野不由美さんの話を書いたら無性に読みたくなって、さらーっと読み返しました。
【図南の翼】は十二国記シリーズの中で一番好きなお話です。

ネタバレなしの感想です。

「厳しいダンジョンをくぐりぬけて王様を目指す!」という王道RPGのような物語なのですが、相変わらずの世界観の厳しさと、登場キャラクターの人間模様が相まって、とても奥が深く面白い作品になっています。

主人公の珠晶が、年端もいかぬ少女であるのに、登場人物たちの中で一番大人だという印象です。
珠晶は物語中で、自分の考えの浅さを改めるのですが、いやいや周りの大人たちの方がふがいないよ、と思いました。

これを読み返して、また違う小説も読みたくなりました。

まとまった時間がなかなか取れないのがつらい(笑)

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