2013年11月24日日曜日

【プラナリア】(山本文緒) を読んで

5年くらい前までは、山本文緒や唯川恵、江國香織なんかの恋愛小説が好きでよく読んでいました。
でも、結婚してからというもの、こっち系の本は全然読まなくなってしまいました。
村山由香も好きだったな。

結婚して恋愛と遠ざかってしまったからでしょうか。
でもなんとなくまた読みたくなって、山本文緒を買ってみました。

ネタバレなしの、感想を書きます。

恋愛小説ではなかったけれど、それに近い感じの物語で、短編集になっていました。
【無職】がテーマで、わたしもそんな時期を経験しているので、身につまされるような感覚でした。

一番面白かったのは、表題作の【プラナリア】です。
乳ガンになった経験のあるヒロインが、無職であることを親や恋人にもチクチク言われて…というお話で、正直、ヒロインにはあまり好感は持てない感じでした(笑)

でもなんとなく共感できて、それが面白くて、読み返したくなる作品でした。

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